午前中、近所のショッピングモールに買い物に行きました。
本屋に寄って本を２冊買った後、特に目的なくブラブラお店を見て回っていると、去年欲しいと思ったけど高くて素通りしたバッグが半額になっているのを見つけました。
「おっ！」と飛びつき手にとって、しばらくバッグと値札を見比べていましたが、「半額なら良いか」と考え衝動買いしてしまいました。
正直言うと、「今私が持っている服にはどれにも合わないなあ」と思いはしたのですが、困った事に定期的に、ピンク色の靴とかバッグなどの何か身に着ける物が欲しくなるのです。
若い頃の方がそれ程、可愛いものやピンク色のものには興味がなかったのですが、歳を重ねると共に可愛らしい物が好きになって来たように思います。
最初にそれを意識したのは30代後半頃で、学生時代の友達と買い物をしていた時、彼女がパジャマや下着を売っているお店で、淡いピンク色のフリフリしたネグリジェを見て「可愛いー。これ欲しい」と言ったのです。
可愛い物好きなイメージのない人だったので「コレ？意外！」と言うと「なんかねえ、歳をとると可愛い物が好きになってきたんだよね」と言うので「ああ、わかる。私もそう」と頷きました。
「何でだろう」と2人で首を傾げましたが、その後「もしかしたら、自分の中にふんだんにあった『可愛さ』がどんどん失われていくので、本能的に外から補充しようとしているのではないか」という事で話が落ち着きました。
そういう訳で、時々ピンク色の物を手に入れたくなってしまうのです。
似合うとか似合わないとかそういう問題ではなく、本能の成せる業なので、多少の散財も仕方がないと諦めています。
