今年は大変お世話になりました

前回投稿から約3ヶ月。

ブログを辞めたつもりは無かったのですが、いつの間にかすっかりブログから遠ざかってしまっていました。

新しい仕事に慣れるのに5ヶ月もかかってしまい、ブログを書いたり読んだりする余裕が全くありませんでした。

仕事内容そのものはそれほど目新しいものでは無かったけれど、新しい環境に順応するのにこれ程時間がかかるとは。

性質なのか年齢なのか、多分どっちもでしょう。

とりあえず、やっと新しい職場に通う毎日が日常になりつつあります。

朝、通勤の地下鉄の中で他の方のブログを読む事もありましたが、スターをつけたりコメントをしたりする余裕は無く、しばらくしたらまた私も投稿しようと思いながらも気がつくともう年末。

そういえば、今年はいつもより時間が経つのが遅かったんです。

歳を重ねるとどんどん月日が経つのが早く感じるようになるのに、今年は「やっと一年経ったんだ」という感じです。

どうして子供の頃は一年がとても長いのに大人になると飛ぶように時間が過ぎるのか。

これは、新しい経験をしている時は脳が情報を整理するのに時間がかかるため過ごした時間を長く感じるから、なんだそうです。

なので新しい経験だらけの子供にとっては時間がなかなか過ぎて行かないけれど、いつもと同じ毎日を送る大人は新しい情報がほとんどなく惰性でも生活出来てしまうので時間が過ぎるのも早いということのようです。

確かに、今までは口癖のように「もう6月?この前お正月だったのに!」「もう年末?この前お正月だったのに!」と言っていました。

思い起こせばブログを始めたのは去年の大晦日でした。

何だか遥か昔の事のように感じるのに、あれからたったの一年しか経っていないんだと改めて驚いています。

それほど濃密な一年間でした。

今までに無かったような色々な事があって、決して楽しい事ばかりではなかったし、むしろ精神的に追い詰められる事も多かったけれど、今思うと確かに単調な毎日ではなかったと思います。

時間って本当に伸び縮みするんだなと、アインシュタインではないですがそう感じています。

この数ヶ月間は新しい職場に順応することが最大の目標でとても苦しかったけれど、結果的には新しい体験を沢山して脳の活性化が出来ていたんだと思います。

私はまだ、新しい事もしんどい事も乗り越えられるし楽しめる、そんなポジティブな気持ちで年の瀬を迎えています。

来年も今年位長い一年にしてみよう。

それが来年の抱負です。

今年ブログを始めて、たくさんの方々とブログを通して交流をさせて頂く事が出来ました。

これまで知らなかった世界、最初は恐々でしたが今では本当に始めて良かったと思っています。

ブログを始めなかったら言葉を交わす事もあり得なかった方々が暖かいお言葉をかけて下さったり、私もコメントをせずにはいられないくらい魅力的なブログを沢山知る事が出来て本当に貴重な体験でした。

来年も細々と続けていきたいと思っていますので、これからもどうぞよろしくお願い致します。

それでは皆様、どうぞ良いお年をお過ごし下さい。

 

 

 

 

 

クリニックの先生を驚かせてやりました

2年前から血圧が高くなって毎月近所のクリニックに薬を貰いに通っているのですが、今年4月に不意打ちで体組成計に乗せられました。

 

hikariuri.hatenablog.com

 

その結果を見て、あまりの太りっぷりに日頃の不摂生を反省せざるを得なくなり、次に体組成計に乗る時には痩せて先生を驚かせてやろうと心に誓ったのでした。

あれから5ヶ月が経ち、努力の甲斐あって3kg痩せました。

たかが3kgではありますが、自堕落な生活を送っていた私にとってはまさしく汗と涙の結晶です。

先月の診察の日「いつでも来い!カモン!」と息巻いているのを悟られないよう大人しく診察を受けていると、先生がふいに「そろそろまた体組成計に乗ってみましょうか」と言われたので「よしっ!」と心の中でガッツポーズをしました。

うっかりしているとリバウンドしてしまうかもしれないのでその前に量ってもらわなければと、ちょっと焦り始めていた所でした。

そして今回量ってみると、全ての項目で前回より少しずつ改善が見られていました。

先生はその結果を見てニコニコしながら「すごいですね!一番良い痩せ方ですよ。血圧も下がっているし、後5kg位痩せたら血圧の薬は飲まなくて良くなるかもしれませんね」と言われました。

「えへへ、頑張りました」と照れ笑いをして診察室を後にしましたが、よく考えてみると先生は私にトータル8kgも痩せさせようとしていたようです。

もし最初に「後8kg痩せましょう」と言われていたら「無理ですよ」と答えたかもしれません。

なのでモチベーションを維持させる先生のテクニックにまんまと乗せられた感はありますが、血圧の薬を飲まなくてよくなるというのは魅力的なので、引き続きあと5kg頑張ってみようと思います。

 

 

 

憧れのショートスリーパー

先日職場での休憩中、同僚が「ここ数年仕事と子育てで忙しすぎて寝る時間がなくて、日中も朦朧として何をしていたか思い出せない時があるんですよ。なのでショートスリーパーになろうと思って頑張ったんですがダメでした」という話をしていました。

思わず「ショートスリーパーってなろうと思ってなれるものなの?」と聞くと笑いながら「いいえ、なれません」との返事が返って来ました。

ですよね。

若い頃「こういう手順を踏んだらあなたもショートスリーパーになれる」みたいな本が出回っていて、私も試してみた事がありました。

当時は7〜8時間寝てもまだ寝足りなくて、それでも子育てに仕事に学校にと、時間がいくらあっても足りなくて、もし睡眠時間が3時間で足りるのならば5時間くらい時間に余裕が出来る、と本気でショートスリーパーになりたいと考えていました。

そこで数日、本に書いてある通りにやってみました。

睡眠時間を毎日少しずつ短くしていき、最終的には3時間睡眠にする、そんなやり方だったと思いますが、日中頭がぼんやりしてまともに活動できる状態ではなくなり早々に諦めました。

後から知りましたが、ショートスリーパーってある種の遺伝子を持っている人で体質的なものなので、慣れや気合いでなれるようなものではないそうです。

今まで私の交友関係の中でショートスリーパーを自認している人はいなかったので、実際はどんな感じなのかよくわかりませんでした。

でもブログを始めてから、いつも読ませて頂いているブロガーさんにショートスリーパーと思われる方がおられて「現実に存在したんだ」と密かに驚いていました。

そしてその方は睡眠時間が短くても日中朦朧とすることもなく頭脳明晰という印象で、やはり私の努力は無駄だったのだとわかりました。

一般的には歳と共に眠りが浅くなったり長時間眠れなくなったりするようです。

40代の頃学生時代からの友人宅に泊まった時、「夜中に何度か起きてトイレ行くから起こしたらごめんね」と言われて、そうか、私達もそんな歳になったんだなと思いましたが、50代になった今でも私はのび太並みの寝付きで眠りにつき、基本的には朝まで起きる事なく、毎朝眠気と闘いながら力を振り絞り布団から這い出るという生活を送っています。

しかも夜9時には眠たくて仕方がなくなるのでそれから朝まで寝ると一日9時間位寝ている事になり、もはやロングスリーパーなのでは?と疑っています。

それでも更年期症状が出始めた頃は私にも眠れない時期が訪れ、疲れているのに全然眠れないし、起きて何かをする程の元気もなく、眠るのにも体力が必要なんだと実感しました。

「眠れないって辛いんだな」とこれまでの快眠自慢を反省しつつ、不眠に効くと言われる食べ物や体操なんかを試しながら過ごしていましたが、更年期症状が軽くなると共に、いつの間にかまた眠れるようになっていました。

失いかけて初めて、日々の快眠がどれ程有り難く得難いものであるかを思い知らされました。

本当に眠れないのは辛かったです。

その辺、ショートスリーパーの人はどうなんでしょう。

それが普通ならば辛くはないんでしょうか。

人生で使える時間が長くなって有意義に過ごせているのでしょうか。

睡眠中に記憶を整理したり定着させたりすると言いますが、その辺に支障はないのでしょうか。

短い睡眠時間の間に体を休めなければいけないので夢を見る時間はないんじゃないでしょうか。

疑問は膨らむばかりです。

800万円の落とし物 ちょっと怖い

先日「新潟市内の事業所敷地内の廃棄物から見つかった現金800万円が、3ヶ月経っても落とし主が見つからなかったので全額届け出た人に渡された」というニュースを見ました。

これ以上の詳しい事情は分かりませんが、最初にこのニュースを見た時は「届けた人良かったね〜。3ヶ月間どんな気持ちだったのかな。落とし主が見つからない事を祈ってハラハラしてたかな」などと下世話な事を考えていました。

正直に届けて正当な手続きを踏んだお金だから、大金だけど堂々と受け取れるし羨ましいなーと思いましたが、いや待てよ、もし自分だったらどうだろう。

夫にその話をすると「うーん。元々何のお金かわからないからなんか怖いね」と言うので2人であれこれ想像してみました。

例えばそれが犯罪絡みのお金で、犯罪者が隠していたお金が誰かに見つかり警察に届けられてしまったとして、取りに行くと色々聞かれて犯罪がバレてしまうので3ヶ月待ち、届け主の所に渡ってから取り返そうと企んでいる、とか。

そんな想像をしてしまったら、そのお金を手に入れたために不安な毎日を送る事になってしまいそうです。

ネットのコメント欄には「税金は幾ら取られるのか」というような呑気な疑問が多く見られましたが、税金より命を取られるのではないかと考えてしまうのは生粋のネガティブゆえでしょうか。

そこから「そう言えば海外の番組では宝くじの高額当選者が人生を狂わされた話、よくあるよね」という話になり、「やっぱり急に大金が舞い込むのは良いことばかりじゃないのかもね」という事で落ち着きました。

もし本当にそんな大金が手に入ったら、私なんかはきっと脳味噌が沸騰するくらい使い道を考えまくり、疑心暗鬼になって目つきも悪くなるかもしれません。

これはまあ、宝くじを買っても当たった試しのない、持たざる者の僻みですね。

 

 

 

 

 

 

ジャニーズ問題

最近ジャニーズ事務所の報道について、色々な方がご自分の考えを発信しておられます。

私達日本人にとっては少なからず近しい存在であるジャニーズ事務所の今回の報道は、芸能界とは無縁であってもどこか他人事ではなく、何かしら自分の考えを持ってこの件を見守る必要があると感じている方が多数おられるのではないかと思います。

なので私も今自分が考えている事を書き残しておこうと思いました。

改めてこの問題について考えてみると、このジャニー氏の性加害って、きっと公然の秘密なのだろうと、芸能界とは無縁の私でも昔からそう思っていました。

そして芸能界ってそういう世界なんだろうと、特に問題意識も持っていませんでした。

私はSMAPや嵐のファンで、一時期嵐のファンクラブに入っていたし、どちらのライブにも行った事があるし、CDもDVDも沢山持っています。

とても好きな人達と性加害。

頭の中で結びつかなくて、それはそれ、これはこれといった感じで、その二つは完全に分離していました。

また、同性同士の性加害に対して今ひとつピンと来なかったという事もありますし、男性から女性に対する性加害と、男性から男性への性加害は全く別の物だという認識もあったのだと思います。

実際これまでの社会全体にそういう風潮があったと思いますし、これらの事が今やっと問題視されるようになったという事自体が、まだまだ社会が未熟であるという証拠かもしれません。

私も今になって、それってやっぱりおかしい事だったんだと認識を改めましたがその一方では、ジャニー氏にはそういう性癖があったにしろ芸能面では素晴らしい功績も残したのではないかとさえ思っていました。

ですが先日、社会派プロガーちきりんさんのボイシーでこの件を取り上げておられたのを聴いていて、それがいかに浅はかな考えかを痛感させられました。

ちきりんさんは、この件が世界のメディアからどう見られているか多くの人は理解出来ていないと話されていました。

この件は、ある芸能プロダクションの中で起こった不祥事というような話ではなく、1人の小児性愛者が自分の欲望を満たすために犯罪組織を作り上げたという話なのだ、と。

少なくとも世界のメディアは今回の件をその様に捉えているのだと言われていました。

紐解いていくと、いかに被害者達が巧妙に、逃げ出す事も声を上げる事も出来ないような環境に置かれていたかが浮き彫りになっていきました。

まだ幼かった被害者達が自分に起こったことを受け止められずに、相談した事務所の大人達からもこれは通過儀礼だと言って相手にもしてもらえなかったとしたら。

羞恥心から誰にも相談できずどれほど苦しかった事か、胸が痛みます。

とは言え、ジャニーズ事務所が1人の性犯罪者によって意図して作られた犯罪組織だったとしても、そこに属するタレントさん達は自発的に犯罪に加担したわけでは無いと思います。

でも結果的に1人の性犯罪者が犯罪を重ねる事を助けるような言動をとっていたのだとしたら。

自分も被害を被っていようとそうでは無かろうと、やはり完全に無関係とは言えないだろうと思います。

ただ、もしその当時声を上げたとしても、きっと大きな力にねじ伏せられていただろうと思います。

ではその時そこに居合わせた人達は一体どうすれば良かったのでしょうか。

もし自分だったらどうしただろうか。

考えても答えは出ません。

この件に関わっている方達は今好奇の目に晒されて辛い思いをされていると思いますし、とてもセンシティブな問題なので簡単に全てを白日の元に晒して早期に解決しようという訳にはいかないでしょう。

ジャニー氏が存命ならば幾分スッキリした解決が見られたかもしれませんが。

 

私たちの身の回りでも何だか変だと思いながらも声を上げるほどの事では無いと思ったり、保身のために声を上げなかったりする事はあると思います。

近い将来その是非を問われる時が来るのかも知れません。

もう周りに合わせていればそれで全て済むような時代ではなくなったのだと思います。

今回の報道は我が身を振り返る機会にもなりました。

ともあれ今後のジャニーズ事務所の動向を見守って行きたいと思います。

 

 

 

 

 

 

自転車通勤

私は今地下鉄で通勤しています。

家から最寄りの地下鉄の駅まで歩いて30分かかるので、再就職を機に自分を追い込んで痩せようという目論見です。

車で行くより時間も読みやすいですしね。

最初は自転車で行くつもりだったんです。

自転車だと20分で着くので痩せる事が目的ならちょうどいいかなと考えていました。

もう長い事自転車に乗っていないので乗れるかどうか不安はありましたが、自転車って一度乗れたら一生乗り方を忘れないって言いますよね。

なので仕事が始まる少し前に自転車屋さんに買いに行ったんです。

所狭しと色とりどりの自転車が並べられている店内を歩いていると、一緒に行っていた夫が電動自転車の並びで足を止めて「こういうのにしたら?」と言うので「それじゃあ運動にならないじゃん」と答えて素通りしました。

私だって本当は楽をしたいのですが仕方ありません。

しばらく見て回った後、店員さんに普通の自転車で気に入った色とか形の物を何台か出してもらい外の駐車場で試乗させてもらいましたが、やっぱり久しぶり過ぎて「うぎゃー!怖いー!!」とヨロヨロしながら運転しひっくり返りそうになりました。

こんな所で転んで骨折でもしたら仕事にも行けなくなるし大変です。

乗れるのかな、と段々心配になって来ましたが、一台だけ何故か全然怖くもなくすんなり乗れたのがあって、迷いなくそれに決めました。

店員さんによると盗難に遭う確率はかなり高く、イタズラでサドルを待って行かれる事もあるとの事。

盗難登録をしたり、サドルに鍵を付けてもらったり、ちょっとした事ではパンクしないようタイヤを強化してもらったりして、その後家まで乗って帰りました。

帰ってからすぐにネットで帽子付きのヘルメットも買いました。

あれから2ヶ月経ちましたが、実はまだ一度も自転車では通勤していません。

買って帰ったは良いけれど、連日のあまりの暑さで危険と判断し、自転車通勤は涼しくなってからする事にしました。

自転車はきっと「何しにここに連れて来られたんだろう」と思っていると思うので、「もう少し待っててね」と時々声をかけています。

乳幼児の車内置き去り事故について

一昨日、53歳の祖母が2歳の孫を車に乗せ、保育園に送るよう頼まれていたのを忘れてそのまま職場に行き、その孫は9時間半車内に閉じ込められ熱中症で亡くなった、という痛ましいニュースが流れました。

私はこのニュース、一度読んだ後もうその後の続報が流れても見る事が出来ずにいるので正確な事はわからないのですが、概要だけ読んでもとても他人事とは思えなかったので書かせて頂きました。

うちの孫は生後11ヶ月になります。

娘夫婦は他県に住んでいて、共働きですが娘は妊娠後期に仕事を休職して去年里帰り出産しました。

産後も子連れで帰省しては、2週間ほど実家である我が家でのんびり過ごすこと数回。

でもこの秋から保育園を探して仕事復帰する予定なので「しばらくは長期帰省は出来なくなるから」と言って先月また2週間強滞在しました。

孫は今ではハイハイで素早く動き回りながら興味のある物は何でも口に入れるし、つかまり立ちが出来るようになったのはいいけどしょっちゅう転んではわんわん泣くし、本当に目が離せない時期なので娘も気を抜けない毎日を送っていると思います。

なので帰って来た時くらいはゆっくりさせてやろうと思い、私達も色々と世話を焼きました。

そんな帰省中の、刺すような強い日差しのある日の事。

その日娘は学生時代の友達とランチの約束をしていました。

私は仕事が休みだったので「私が見てるからゆっくりしておいで」と孫を預かることにして、孫は車の後部座席のチャイルドシートに寝かせて、家から車で20分ほどの地下鉄の駅に娘を送って行きました。

帰り道、ふと子供をチャイルドシートに乗せたまま忘れて降りてしまったという事故の話を思い出しました。

今まではどうしてそんな事が起こるんだろうと不思議に思っていましたが、その時は車を走らせながらもしかしたら自分にも起こりうるんじゃないかと落ち着かない気持ちになりました。

と言うのも、チャイルドシートは後部座席にあり、今はまだ安全面から後ろ向きで設置しているのでルームミラーからは子供の顔が見えないし、眠っているようで物音もせず、例え起きていても声を出さなければ乗っているかどうかも分かりません。

なので、運転時間が長くなるといつの間にか頭に浮かんできた考え事に気を取られ、子供が乗っている事を失念すると言う事は、正直あり得ると思ったんです。

また、大人しくしていると車の中に孫の気配を感じないので、地下鉄の駅で降ろしたのは娘だけではなく孫も一緒だったんじゃないかと、そんな風にも思えて来て、車外は夏真っ盛りなのに足元からジワジワと悪寒が登って来るようでした。

もしも置き去りにしてしまったらと考えると本当に怖くなって、帰宅時間頃に合わせてスマホのタイマーをかけたり、子供が乗っている事を忘れないように車内で幼児用の曲を流したりして万が一に備えました。

再就職をしたばかりで疲れていた事もあり、ぼんやりしていると思考は仕事の方に流れがちだったのも不安を感じた理由の一つだと思います。

 

子供が乗っている事を忘れてしまうのにはやはり理由があると思います。

車の構造だったり(チャイルドシートの向きなど)、運転している人が置かれている状況だったり(仕事の事などで気になる事があるとか)、他にもあるかも知れません。

事情は色々あると思いますが、誰も可愛くて仕方ない子供や孫を好んで置き去りにした訳ではないと思うのです。

(子供を車に乗せたままパチンコをしていたとかいうケースは論外だと思いますが。)

なので今は、保育園に送り忘れたというようなニュースを見ると、いつ自分が当事者になってもおかしくない、自分を過信してはいけないと思っています。

ですから今回のこのニュース、胸が痛くて仕方がありません。

もう取り返しがつかない事だと思いますし、関係者の方々のお気持ちは想像する事も出来ません。もし私だったらその後生きて行けるかどうかも分かりません。

ただただご冥福をお祈りするばかりです。