少し前から「お絵描きAI」のアプリを使って時々AI画家さんに絵を描いてもらっています。
私が使っているのは「お絵描きばりぐっどくん」というアプリで、LINEで友達登録をして描いて欲しい絵のキーワードを伝えると、AI画家が何かそれらしい絵を描いて送って来てくれます。
この絵は「宮崎駿が描いた猫の夏祭り」というリクエストで描いてもらった絵です。
他にも「未来の車」
「クリスマスの家族」
などの絵を描いてもらいました。
AI画家はなかなか上手です。
でもじっとみていると何となくゾワゾワしませんか。
ぱっと見、絵としての体裁は整っている様ですが、よくよく見ると何だか変。
人が描く変な絵とは根本的に何かが違う様な、なんとも言えない気持ちの悪い違和感がある様に感じます。
まあその気持ちの悪さを味わいたくて、怖いもの見たさで時々リクエストしてしまうのですが。
違和感と言えば、怪談でお馴染みの稲川淳二さんが毎年公演されている「怪談ナイト」と言うトークライブがあるのですが、私も機会があって何回か観に行きました。
その中で、怪談話が終わった後に稲川さん選りすぐりの心霊写真を見ながら、それにまつわるエピソードを聴くコーナーがあるんです。
今では素人でも簡単に写真や動画を編集する事が出来るので、送られて来る写真や動画も玉石混交だそうです。
その時稲川さんが、言葉は少し違うかも知れませんがこんな事を仰っていました。
本物の心霊写真は幽霊がはっきり写っている物ではなく、何か変な感じがして不安な気持ちになったり、気持ちの悪い違和感がある写真なんだそうです。
実際紹介されていた写真はどれも、最初に見た時確かに幽霊が写っていると思うのですが、よく見ると性別や年齢はよくわからないし、どんな人に見えるか説明できないんです。
でも直感的にこれは変な写真だと感じるんです。
それらはほとんどが昔のフィルム写真なので、加工は難しいように思います。
AIの描く絵とどこか類似点があるように思うのですが、どちらも「人ならざる物」が描く絵だからでしょうか。