箱根駅伝

朝からお雑煮やおせちを食べながら箱根駅伝を観ました。

スポーツ全般に弱い上あまり興味もない私は、駅伝についての知識はほとんどありません。

箱根駅伝が往路と復路とで2日に分けてやる事を知ったのも、2年前くらいだったと思います。

反対に夫は学生の頃ずっとスポーツをしていて、スポーツ全般観るのも好き。

そのため一緒にテレビを観ていると、横からバンバン解説が入ります。

普通知ったかぶりのうんちくは、鬱陶しくて迷惑なものです。

でも夫は、全く押し付けがましさを出さず「へぇー、そうなんだ」と、ちょっと得した気分になる雑学を織り交ぜて話すことが出来る稀有な人。

そのおかげで今までほとんど興味のなかったスポーツを楽しんで観るようになりました。

 

でも駅伝の途中で、夫に聞いてもわからない事がありました。

それは給水の場面での事。

給水係の人が、赤の印の付いたペットボトルと青の印の付いたペットボトルを持って走り寄り、それを選手が一本ずつ受け取り勢い良く喉に流し込むのですが、量的にはどちらも少しずつしか飲んでいないようでした。

「全部飲まないのになぜ2本とも口をつけるんだろう?そしてあの色分けは何のため?そもそも中身は何?」

 

謎な光景だったのでネットで「駅伝、給水、2本」で調べてみました。

 

それによると給水には色々細かいルールがあって「主催者が用意する水、スポーツドリンクを使用する事」と決められており、赤の印のペットボトルは水、青の印のペットボトルにはスポーツドリンクが入っているそうです。

 

その事を踏まえて選手がどの順番で飲んでいるのか注目していると、どうも青から赤の事が多いようです。

 

夫が「スポーツドリンクが口の中に残ると気持ち悪いから口直しに水を飲むんじゃない?」と言うので「そうかもね」と生返事をしながら、結構奥が深い給水の歴史やらその他のルールやらを興味深く読みました。

 

夫の解説まかせではなく、たまには自分で調べてみるのも楽しいですね。